ヤギばぁのひとりごと 〜さぬきの心をつなぐ〜

「3年の深さと未来への約束」

長年私を支えてくれている事務員さんの娘さんが、この春、大学に合格しました。おめでたい知らせを聞き、私はすぐにお祝いの食事にお誘いしました。向かったのは、3年前の春、高校合格のお祝いで訪れたあのお店に、再び3人で向かいました。

彼女が大学に進学すると、きっと忙しくなるだろうと思っていましたが、私は3年前から「大学に合格したらまた一緒に食事をしよう」と心に決めていました。声をかけると、彼女は快く応じてくれました。

3年ぶりに会う彼女は、すっかり大人の女性になっていました。私が初めて会ったのは、彼女が小学校低学年の頃。頭が良く、はっきりと自分の考えを言える女の子でした。その彼女が、もう18歳。親元を離れ、新しい世界へ羽ばたこうとしています。久しぶりに向き合った彼女の成長に、私はある種のカルチャーショックを覚えました。3年の月日の深さを感じました。

毎日一緒に過ごしているお母さんには、そこまで大きな変化は感じられないのかもしれません。でも、3年という時間を経て久しぶりに再会した私には、その成長がまぶしく感じられました。子どもが大人になるということは、こんなにも大きな変化を伴うのだと、改めて実感しました。

この特別な日を記念して、私たちはヒグマのお肉を食べました。珍しい食材に驚きながらも、「こんな経験、なかなかできないね」と笑い合い、思い出に残るひとときになりました。

美味しい食事とたくさんの会話を楽しみながら、「次は大学を卒業したときに会おうね」と約束を交わしました。彼女がこれからどんな素敵な女性になっていくのか、とても楽しみです。一方で、母親にとっては、成長とともに子どもが巣立っていくことに少し寂しさもあるはず。でも、事務員さんはそんな気持ちをそっと胸にしまい、いつもの明るい笑顔で送り出そうとしています。その強さが、とても美しく感じられました。

別れ際、彼女の輝く笑顔を見つめながら、この3年間の深さを改めて感じました。そして、次に会うとき、さらに素敵な大人になった彼女に出会えることを心待ちにしています。

株式会社サンケア
代表 山下裕子

私たちは、香川県さぬき市で2010年から訪問介護センターとデイサービスを運営しています。

社名「サンケア」は、「我が心で介護を行う」という思いを込めて名付けました。訪問介護やデイサービスを提供する中で、だれもが「大切な時間を自分らしく生きられるようにお支えしたい」という 思いが強くなっていきました。

「今は自立していても、不安なときには誰かに見守ってほしい」そのような方からの声が、寄り添いサービス「サンラブライン」の立ち上げのきっかけです。一人一人の人生を大切に、充実した毎日を 過ごしてもらえるようサポートしていきます。一人暮らしに不安を感じている方、一人暮らしの親を心配する方、お気軽にご相談ください。

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株式会社サンケア

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